(*1) | 「超漢字検索」では、部首はもちろんのこと、部首以外の漢字の構成部品や、それらの組み合わせを検索キーとして指定できます。そのため、漢字や部首に関する知識を持たない方でも容易に使いこなすことができます。たとえば、紙の辞書で「嶋」という字を探す場合、部首の知識がないと、「山」「鳥」のどちらの部首に掲載されているか迷いますが、「超漢字検索」では単純に「山 鳥」の両方を検索キーとして指定するだけです。 |
(*2) | 「超漢字検索」で扱える文字は、大漢和辞典に収録されている約5万字のほか、住基ネット用の文字を含む多数の人名用異体字、変体仮名、中国簡体字や中国伝統字、ハングル、Unicodeに含まれる世界各国の文字や記号などを含み、その総数は186,487字になります。ただし、この文字数は、複数の文字コード規格に含まれる同一字形の文字を重複して数えています。同一字形の文字の重複を除いた場合の総文字数は、約10万字です(同一字形の解釈によりこの数は変動します)。 |
(*3) | 「超漢字検索」を開発するにあたり、その操作効率を高めるため、パーソナルメディアでは被験者12名を対象とした文字入力の実験を行ないました。実験では、知らない漢字を検索して入力する際のユーザの操作を観察、記録してその行動を解析し、効率の高い文字検索方法について検討いたしました。この実験により、たとえば、漢字の部品や異体字をキーとした検索の効率が高いのに対して、画数による検索は効率が悪く、補助的な利用に留まることが分かりました。こういった成果とノウハウが「超漢字検索」に反映されています。 |
(*4) | 「矩」は、建築用語の「矩計(かねばかり)」としてよく使われる文字です。 |
(*5) | Unicode 2.0の非漢字の一部であるラテン文字(主に欧州各国で使われている文字)、アラビア文字、各種の記号などが対象となります。 |
(*6) | 日本のJIS第1・第2水準で定められた漢字のほか、中国のGB2312規格で定められた簡体字、韓国のKS X 1001規格で定められた漢字やハングル、一部の繁体字、欧州文字などを含むUnicode 2.0範囲内の漢字や文字が対象となります。 |
(*7) | 大漢和辞典 諸橋轍次著 大修館書店刊の修訂第二版の親字として掲載された文字をすべて収録しています。 |
(*8) | 日本学術振興会の未来開拓学術研究推進事業「マルチメディア通信システムにおける多国語処理の研究」プロジェクト。東京大学多国語処理研究会。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/GT/ |
(*9) | 中国雲南省のナシ(納西)族に伝わる、現存する世界唯一の象形文字です。 |
(*10) | 文字を画像イメージとして貼り込む場合には、利用可能なアプリケーションに制限があるほか、文字としての属性(下線や太字など)の指定や色の指定を行うことはできません。 |
(*11) | T書体フォントは、東京大学坂村研究室(http://www.sakamura-lab.org/)で開発された多漢字フォントで、現在、評価検証目的によってリリースされたものを収録し、本システムで利用しています。そのため、今後変更される可能性がありますので、ご留意ください。 |
(*12) | http://www.vector.co.jp/。なお、Vectorからの公開およびダウンロード販売は、9月1日より開始する予定です。 |