今回は、超漢字での「原紙」のしくみについて簡単に説明します。
超漢字では、原紙を取り出す方法は2種類あります。
初期ウィンドウの「原紙箱」を起動する方法と、[小物]メニューの[原紙集め]を起動する方法です。
原紙箱と原紙集めの違いは以下のとおりです。
「ユーザ原紙」とは、ユーザが作成して登録した原紙のことです。
ユーザ原紙に対して、もともと超漢字に登録されている原紙のことを「システム原紙」とよびます。
システム原紙とユーザ原紙は見た目で区別することができます。
図4 システム原紙
図5 ユーザ原紙
原紙集めと初期ウィンドウの原紙箱には、システム原紙とは別に、あらかじめ標準的な設定のユーザ原紙を登録してあります。
システム原紙に比べて、ウィンドウサイズが大きく設定されていたり、文字階調表示や比例ピッチが設定されているなど、そのままでも使いやすいように設定されています。
原紙箱から新しい原紙箱を取り出してきた場合には、システム原紙だけが登録されています。
原紙箱や原紙集めのウィンドウで[表示]メニューを選ぶと、原紙箱に登録されている原紙の表示方法を切り替えることができます。
原紙集めや初期ウィンドウの原紙箱は「ユーザ原紙優先」で表示されています。
ユーザ原紙は、原紙集めや原紙箱内での配列を自由に並べ換えることができます。
※システム原紙は並べ換えできません。
並べ換えの方法は、ドラッグによる操作とメニューによる操作の2種類あります。
図6 ユーザ原紙をドラッグして移動
図7 [編集]メニューによる移動
表示の切り替えや並べ換えをすると、原紙集めや原紙箱をより使いやすい設定で利用できます。
このコンテンツは、「TRONWARE Vol.72」の掲載記事「BTRONを使いこなせ!」をもとに「超漢字V」に合わせて“はるこ先生”が加筆修正したものです。
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