超漢字には「基本表計算」という表計算ソフトが標準で搭載されています。基本表計算はその名のとおりシンプルなソフトですが、家計簿や見積書を作成するのには十分な機能を備えています。今回は、表計算の基本的な機能と、便利に使うためのノウハウをご紹介します。
表計算の使い方は『超漢字V 操作ガイド』の「応用編7 小遣い帳を作ろう」にも掲載しています。共通の操作もありますので、あわせてご覧くださいね。 『超漢字V 操作ガイド』は、ダウンロードページからダウンロードできます。
最初に、基本表計算の画面と用語について簡単に説明しておきます。 次回からの操作説明にも頻繁に登場しますので覚えておきましょう。
基本表計算を起動すると、図1のようなシートが現れます。
基本表計算を起動すると、セルが並んだウィンドウのほかに、細長いウィンドウが現れます。これを「コンソール」とよんでいます。 選択範囲を指定したり、セルに値を入力するときに利用します。
コンソールは[表示]メニューの[コンソール表示]を選ぶと、表示と非表示とを切り替えられます。
シートの中では、セルの位置を指し示すときに「座標」を使います。 座標は、行ラベルと列ラベルの番号を使い、[行番号,列番号]の形式で表現します。行番号と列番号の間には「カンマ(,)」を挿入します。
複数のセルを選択したときの選択範囲を示すときは、左上隅のセルの座標と、右下隅のセルの座標で表します。 [左上隅の行番号,左上隅の列番号:右下隅の行番号,右下隅の列番号]の形式で表現します。 左上隅の座標と右下隅の座標の間には「コロン(:)」を挿入します。
このコンテンツは、「TRONWARE Vol.58」の掲載記事「BTRONを使いこなせ!」をもとに「超漢字V」に合わせて“はるこ先生”が加筆修正したものです。
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