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2.16 付箋固有データ処理

実行機能付箋内にある固有データを操作する為のライブラリである。

get_fsn_data
 
付箋固有データの取り出し

【形式】

ERR     get_fsn_data(M_EXECREQ *cmd, VP fsn, W len)

【パラメータ】

M_EXECREQ       *cmd    起動時のメッセージ
VP              fsn     取り出した固有データを返すポインタ
W               len     読み取る長さ

【リターン値】

< 0    エラーコード
≧ 0    読み取りに成功

【解説】

付箋固有データの読み取りを行う。
cmd に起動時に渡されたメッセージを入れた場合、 起動の元となった仮身の示す実身から固有データを読み取る事ができる。 主にウィンドウ位置の読み取り・保存や、アプリケーション固有なデータの読み取り・保存に用いる。

【参照】

put_fsn_data
put_fsn_data
 
付箋固有データの設定

【形式】

ERR     put_fsn_data(M_EXECREQ *cmd, VP fsn, VP oldfsn, Bool endprc)

【パラメータ】

M_EXECREQ       *cmd    起動時のメッセージ
VP              fsn     新たに設定したい内容
VP              oldfsn  (アプリケーション起動時などに)元々読み込んだ内容
Bool            endprc  Trueの時、oend_prc()を発行する

【リターン値】

< 0    エラーコード
≧ 0    mail protected](B

【解説】

付箋固有データへ書き込みを行う。
cmd に起動時に渡されたメッセージを入れた場合、 起動の元となった仮身の示す実身に固有データを書き込む事ができる。
また起動方法が仮身のオープン起動或いは付箋起動であった時、 cmd に起動時に渡されたメッセージを入れ、 且つ endprcTrue とした場合、 oend_prc() を発行して、 仮身の実行処理の終了も同時に行わせる事ができる。

主にウィンドウ位置の読み取り・保存や、 アプリケーション固有なデータの読み取り・保存に用いる。

fsn != NULL && oldfsn == NULL の場合、 必ず固有データの更新を行う。
fsn の内容と oldfsn の内容が一致する場合は固有データの更新は行われない。

【参照】

get_fsn_data

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